特定非営利活動法人「外断熱推進会議」が推奨する新築の外断熱建築推奨基準(2005年暫定基準)
●基礎及び土間断熱
基礎・土間の断熱材は発泡ポリスチレン50mm以上とする。
●壁断熱
1.断熱材が躯体に密着し、K値がおおむね0.40W/m2・K(ロックウール・グラスウール100mm相当)以下である。
2.水蒸気が透過しやすい外装材を用い、または通気層が設けられるなど壁内結露防止の措置が取られたものである。
3.断熱材で連続しておおわれ、熱橋を最小限に抑える措置がなされている。
●屋根断熱
1.壁と同等以上の断熱性能を持ち、結露防止の措置が取られている。
2.屋上を歩行仕上げとするときは適切な脱気措置が行われている。
●サッシ
JIS4706、JIS4702の規定によるH-5等級(熱貫流抵抗0.430m2・K/W以上)を満たす。
ただし当面はH-4等級(熱貫流抵抗0.344m2・K/W以上)のものも推奨する。
●換気
2時間に1回の換気が確保される熱交換型換気装置(第1種換気設備)を備えている。
ただし当面は2時間に1回の換気が確保される集中排気型換気装置(第三種換気設備)を備えているものも推奨する。 |